研究室見学

 うちのT研のK田先生の研究室を見てきました(ぉ
9月初旬から見に行こうかと考えていたのだが、友達誘ったり日程調整している間にいつのまにかこんなにずれ込んでしまった…
せっかく見に行くんだから企画とか質問とか準備していこうかと思ったのだが、その場のノリでOKだよ っていうメールが来たので特に準備もせず。
後から思えばやっぱりちょっとぐらい考えていくべきだった。

場所は3号館の7階で見晴らしは最高。
研究生もそれほど多くなくて、部屋もすっきりしてて良い感じ。
やってる研究はソフトウェアなのだが、結構それぞれの学生は好きな分野をやっているって感じみたいで、3Dぐりぐりなソフト開発もいいし、コアな部分のハックをするのも良いし、クラスター使ってスピードの限界に挑むのも良いというような感じみたい。
ちなみにK田先生は行ったときはちょうど、Javaバイトコードでオブジェクトを軽量化してCPUのキャッシュヒット率をあげるようなことを自動的にしよう というような辺りのハックをされてたみたい。
数値計算なら静的なオブジェクトしかないFortranのような言語が高速化しやすいし、Javaはどっちかというと実行時に動的に変わるようなもの(コンパイル段階では不確定な部分が多いプログラム)の高速化には向いてるというようなお話でした。
一昔前はネイティブコードより遙かに遅いと言われていたJavaも、だんだん速度面で巻き返してきてる感じがする。うむ。
で、ソースハックしたいならこの辺りがおすすめだよみたいな話をした後、コーディングの勉強会みたいなのやらない?みたいなことを勧められたわけだが…
どうもうちらの学年にはそっち系に興味のある人は少ないみたいで…
あ、この日記見て興味もったひとはコメントでも書いてくださいな。
あとは、研究室の環境とかをちょっと聞いてみたり。
同じT研だが、N田チームとはほとんど関わりはないそう。
N田チームは企業から委託されたLSI開発とかやってるので、派手に予算使って期限に間に合わせるようにバリバリ研究したい みたいな人には向いているらしい(ぇ
一方K田チームの方は基本オープンソース系の開発とかになるので、予算規模は小さいというお話。
まぁ、もとがタダだしねぇ。
一応一人一人の学生に結構広めのデスクがあたって、PCも1台提供されるらしい。
スペックは、別に画像処理ばりばりやったりとか言う感じではないので、平凡な(CPUクロック2GHz前後?)のショップブランドという感じ。
ただし、メモリーは多め、キーボード・マウスにはこだわっても可、ディスプレーは液晶19inchクラスを最低1枚(必要ならマルチディスプレーも可)って感じらしい。
あと、並列処理の研究のために数百台クラスのクラスターもあるらしい。
クライアントは上に書いたみたいな(特に注文がなければ)Windowsマシン。
ただしリモートで結構ハイスペックなサーバやクラスターが使えますよ と言うことらしい。
ちょっと良い感じかも?