Short Debate

Langrichを始めてからそろそろ2ヶ月になります。ニュース記事を読むのもマンネリ化してきたので、今日はちょっと新しいことをやってみました。興味を持ってもらえる方もいると思うので共有します。

協力: Langrich teacher Shila

個人的な意見とは関係なく、あるトピックに関して賛成・反対の立場に立って意見を主張します。ディベートの公式ルールはたくさんありますが、Langrichは25分間の授業なので(最初の5〜10分は挨拶・世間話等)、15分ぐらいで収まるように調整する必要があります。また、マンツーマンの授業のため、第三者のジャッジはいません。なので、最後に相互レビューを入れてみました。タイムスケジュールは以下のような感じ。


- Short Debate -
1. Choose Topic
2. Choose PRO side or CON side
3. Preparation (1 min)
4. PRO Presentation (1 min)
5. CON Presentation (1 min)
6. Free Debate (5 min)
7. Review and decide which side wins (about 5 min)

  • トピック

トピックは以下の点に気をつけながら用意してみました。

  1. 賛成も反対もできるトピックを選ぶこと
  2. 共通認識があるトピックを選ぶこと
  3. 文化・宗教・ジェンダー対立になりそうなトピックは安易に選ばない

今回は、とりあえず思いつき3トピックを用意して、先生に選んでもらいました。


- Topic -
1. Free trade is destroying the domestic industry
2. iPhones/iPads should not be used in high school
3. American troops should continue stationing in Asia

  • 実況

(私の英語力の問題で一部聞き取れていませんがご了承ください)
トピックは2番を選んでもらいました。私がPROサイドとして高校でiphone/ipadは使うべきでないと主張します。その後、先生が高校でもiphone/ipadを使うべきと主張します。その後、フリーで意見を言い合います。

まず、PROサイドとして2点主張しました。

  1. 授業中にゲームをする学生が出てくる
  2. 有害なサイトを見たり犯罪に巻き込まれる学生が増える

次に、CONサイドとして以下の2点が主張されました。

  1. 学生も最新の技術を学ぶべき
  2. アクセシビリティがいいから速く学習できる

さて、ここから本番です。
どんどん話す先生、俄然優勢です。


CON: こんな便利なツール使わない手はないわよ。
PRO: すでにデスクトップやノートPCがあるじゃない。
CON: 台数が限られてるでしょ。個々人が持つと空きを待たなくて良いじゃない。
PRO: 全員に配るなんて予算の無駄遣いだ。
CON: 何言ってるの、アメリカでは小学校でも使い始めてるってこの前の記事で読んだじゃない。
PRO: うぐぅ

PRO: でも、怪しいサイトを見る奴が出てくるじゃない。セキュリティー的に良くないよ。
CON: 見れない仕組みを作ればいいじゃない。
PRO: 日本ではすでにiPhoneはかなり普及してるから、自分の端末を学校で使いたいって言う生徒も多いよ。
CON: じゃぁルールをつくればいいじゃない。
PRO: ルール作っても守らない学生も多いじゃない。
CON: 見つけたらカウンセリングルームに連れ込んで(お仕置きよ)

って辺りでタイムアップでした。

うーん、CONサイド優勢ですな。


その後、それぞれの個人的な意見を交換します。
個人的には私も先生も使用賛成の立場でした。
本の学校の先生の技術や英語能力等について議論して授業を終わりました。

  • 結論

Langrichはゆるい英会話サービスなので、その気になればいくらでも手を抜けます。極端に言うと、先生の言うことを聞いているだけの25分間も可能です。これに対して、ディベート授業中にかなり頭を使います。引き出しの中から使えそうな単語を引っ張り出して、ボディーランゲージも含めて必死に伝えます。普段のNewsレッスンやFree Talkより何倍も喋った気がします。発音や文法の正しさは二の次になってしまいますが、意見を考えながら伝える良いトレーニングになりそうです。

  • 注意

ディベートはLangrichの公式な教育メニューではないです。今回は、親しくなった先生に事前了承をもらってやってもらいました。先生の側も頭を使うので、先生の調子を伺ってからにしましょう。