IEEE802.11g

 ThinkPad X31内蔵の無線LANIEEE802.11b (11Mbps)からIEEE802.11g (54Mbps)に置き換えました。インターネットで使う分には別に11Mbpsでも問題ないのだが、最近LAN上のファイルサーバに大きなファイルを置くことが多くなったので更新です。Lenovo (旧IBM)純正のmini PCIカードじゃないとロケーションを切り替えるソフトとかがちゃんと動かないみたいな話があったり無かったり、そもそも純正品以外電波法違反とかいう話もあるので高い純正品(Intel Pro 2200bg)を買いました。

 で、交換です。ねじを4本ほどはずして、キーボードをぱかっと開けると…
http://ogata.plala.jp/main/hatena_pictures/wm3b2100w.jpg
左にある線が2本つながれてるカードがそうです。金属シールドをはずして、カードをはずしてつながれてる線を引き抜きます。で、新しいカードに線をつなぎ直し、ソケットにはめ込み、カバーをして完成。
http://ogata.plala.jp/main/hatena_pictures/wm3b2200bg.jpg
簡単ですね。
後はキーボードを元に戻して普通に起動します。

 まぁハードウェアの取り替えは簡単でした。でもこの後ドライバまわりではまりまくりました。というか、悪いのはCisco VPN Clientなのだが…

 当然ディバイスが変わったのでドライバ類は入れ直すんですが、Cisco VPN Clientが邪魔をして全く認識しません。で、仕方ないのでVPN Clientをアンインストールしようとすると、アンインストール中にエラーを出して止まりました。

 仕方なくやり直そうと思うと、アンインストーラーが消えた模様(汗 アンインストールが完了してないのに、アンインストーラがアンインストールされてしまいました(汗 相変わらずネットワークには繋がりません。。。

 仕方ないので、VPN Clientのインストーラを持ってきてそいつでアンインストールしてやろうと思ってUSBメモリスティックを刺すと認識しない(ぇ ……… なにこれふざけてるの!

 じゃぁということで、ディバイスマネージャーから強引に削除しようとすると、ディバイスマネージャーの応答が無くなりました

・・・・・・・・・

 さすがにこの辺りで数本血管がぶち切れそうになりましたが、怒って何とかなるものじゃないので、とりあえずドライバとされているファイルを削除して再起動。これで、ディバイスドライバがありませんといってエラーを出してVPN Clientが止まった状態で起動したので、他の作業がようやく出来るようになりました。で、USBメモリからVPN Clientのインストーラをもってきて、削除しようとするとdeterministic network enhancerが云々とか言ってまた止まる… はぁ。

 ネットで調べてみると、こいつはネットワークのプロパティアタリから消せるらしいので、そっちから削除。ということで、ようやくまともに無線LANカードのディバイスドライバを認識するようになったので、各種ドライバと新しいThinkVantage Access Connectionsを入れて動作確認。ちゃんと動いたので、VPN Clientをその後再インストール。これで元の環境に戻りました。はぁ。。。 

 Ciscoの適当なソフトのせいで数時間無駄にしました。

 で、結局IEEE802.11gになってどうよ、っていうあたりですが、IEEE802.11bの時から見ると、実測4Mbps→23Mbpsになってかなり快適になりました。特にファイルサーバにアクセスするときが。受信感度も上がったみたいで、アクセスポイントから遠いところでも結構安定して受信します。これでファイル転送時にLANケーブルをわざわざつなげる手間が省けそうです。